総務省はこのほど、サービス産業動向調査の6月分(速報)を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比0.7%増の4059億4200万円と、6カ月連続で増加した。サービス産業全体は同1.1%増の31兆9522億400万円と、32カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店が同2.9%減の1兆6373億5300万円。娯楽業(公園・遊園地、スポーツ施設提供業、映画館など)が同0.2%減の2兆4890億2600万円。道路旅客運送業が同1.9%増の2749億8600万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」(1.9%減)、「教育、学習支援業」(0.6%減)、「医療、福祉」(0.2%減)の3産業が前年同月比減少。「運輸業、郵便業」(1.7%増)、「情報通信業」(1.9%増)など5産業が増加。「生活関連サービス業、娯楽業」が前年同月並みだった。
宿泊業の従事者 前年比0.2%増加
サービス産業の同月の事業従事者数は、宿泊業が前年同月比0.2%増の70万5400人と、3カ月連続で増加し た。サービス産業全体は同0.4%増の3024万3300人。